テンビルEM
メーカー:シプラ
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テンビルEMについて
- 治療と予防のどちらにも使えるHIV感染症薬
- 国内処方のツルバダの後発薬で安価です。
- HIV感染症の進行を抑えて免疫力も向上させます。
- 性行為前の服用でHIVの発症を抑えられます。
- 2つの有効成分が含まれているので1錠でも強い効き目です。
- B型肝炎ウイルスの治療にも使われています。
テンビルEMは、HIV感染症の進行を防止し、免疫力を回復させる抗ウイルス薬であり、B型肝炎にも有効です。この後発薬は、低コストのジェネリック医薬品を開発することに力を入れているCipla(シプラ)社によって開発されました。
主成分であるエムトリシタビンとテノホビルジソプロキシルフマルは、ウイルスの増殖を阻害する作用があります。したがって、感染後の治療だけでなく、性交渉前に服用することでHIV感染を予防することができるプレプと呼ばれる方法もあります。このプレプは、アメリカのCDC(疾病対策センター)によって効果が認められています。
通常、HIVの治療には、ウイルスの耐性を防ぐために同種の薬を併用することが必要ですが、テンビルEMには複数の成分が配合されているため、1錠で高い治療効果が得られます。
テンビルEMの特徴
テンビルEMは、HIV感染症の治療に必要不可欠な抗ウイルス薬です。HIVウイルスは潜伏期間が長く、感染してから症状が現れるまでに数年から十数年かかる場合があります。そのため、自覚症状がないまま感染してしまい、無自覚で感染を広げてしまう可能性が高い感染症とされています。
テンビルEMの主成分であるエムトリシタビンとテノホビルジソプロキシルフマルは、逆転写酵素阻害薬という種類の薬剤です。この成分は、HIVウイルスが細胞内に侵入した際に働く逆転写酵素を阻害することで、ウイルスの増殖を抑えます。その結果、HIV感染によって引き起こされる免疫力低下を防ぎ、免疫力を高めることができます。
また、テンビルEMにはプロファイラクティックとしての効果もあります。これは、感染前に薬剤を服用することで、HIV感染を予防する方法の一つであり、PrEP(Pre-Exposure Prophylaxis)と呼ばれています。アメリカのCDC(疾病対策センター)でも、PrEPが有効であることが認められています。
複数の薬剤を併用して治療することが多いHIV感染症ですが、テンビルEMは複数の成分が1錠に配合されているため、他の薬剤と比べて服用の手間や費用が削減されます。このことが、患者の負担を軽減するだけでなく、治療の効果を向上させる一因ともなっています。
最近では、テンビルEMはHIV感染症の治療に加えて、B型肝炎ウイルスにも有効であることがわかり、医療現場での需要が増加しています。また、開発元のCipla社がジェネリック医薬品の開発に力を入れているため、低コストで手軽に入手することができる点も特徴の一つです。
テンビルEMの効果
- 効果・効能
- HIV感染症、B型肝炎
- ウイルスの増殖を阻害し免疫機能を上げて症状の悪化と発症を防ぎます。
テンビルEMはHIV治療薬として使用されており、症状の進行抑制と予防に効果があります。1日1錠飲むことで、悪化を防ぎ感染率を下げるため、すでに罹患している方はもちろん、性行為でのHIV感染リスクを避けたい方や、仕事の都合でHIV感染のリスクがある方にもお勧めです。
HIV感染症は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染により、免疫細胞を破壊されることでひどい免疫低下に陥る症状です。なお、エイズ(AIDS)は、その免疫低下により肺炎や脳炎などの23の合併症のうち1つにかかった状態を指します。
HIVウイルスは血液や母乳、精液、膣分泌液などの体液を介して感染します。輸血や感染者の血が触れることによる血液感染、母子感染、性行為による感染が感染源となります。
体内に侵入したHIVウイルスを死滅させることはできません。治療は多剤併用療法が主流であり、抗HIV薬を3から4種類併用することが一般的です。テンビルEMは、同じ成分が含まれているツルバダと同様に、ウイルス内のHIV-1逆転写酵素を抑制し、HIVウイルスを増やさないようにすると同時に免疫力を上げることができます。
テンビルEMの服用方法
1回の用量 | 1錠 |
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1日の服用回数 | 1回 |
HIV-1感染症の治療に使用する場合は、毎日決まった時間に食後などに1錠を1日1回服用してください。
発症後は耐性菌発生を防ぐために、テンビルEM単独ではなく複数の抗HIV薬と併用する必要があります。
服用率が95%未満になると、治療効果が低下し、症状の進行や感染率の上昇が懸念されます。
もし服用を忘れた場合は、思い出した時点ですぐに1錠服用してください。2回分をまとめて飲むことはできません。また、1日に2錠以上を服用しないようにしてください。
HIV感染予防薬としてのテンビルEMの服用方法
HIVに感染していなくても、HIV感染予防のために抗HIV薬を服用することを「PrEP(プレップ)」といいます。
服用方法は、性行為をする前に1錠を服用します。また、オンデマンドPrEPと呼ばれる方法では、性行為の2~24時間前に2錠、性行為後24時間以内に1錠、そして翌日1錠を服用します(合計4錠)。
テンビルEMの服用上の注意点
B型肝炎治療薬と同じ成分が含まれるため、テンビルEMの長期使用によって耐性が生じると、HIV感染症の治療に対して効果がなくなる可能性があります。
したがって、テンビルEMを使用する前に、医療機関でHIV感染の有無やその他の感染症にかかっていないことを確認してください。
テンビルEMの有効成分
テンビルEMは、エムトリシタビンとテノホビルジソプロキシルフマル酸塩の2つの成分が配合されています。両成分は逆転写酵素阻害薬と呼ばれ、HIV-1逆転写酵素を阻止して感染細胞を増やすことを防ぐ作用があります。
エムトリシタビンは、体内に入ると細胞内の酵素と反応してリン酸化され、エムトリシタビン5-三リン酸に変化します。この化合物はHIV-1逆転写酵素のDNA鎖の動きを止め、健康な細胞への転写を防ぎます。
一方、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩は、代謝されてテノホビル二リン酸に変化します。この化合物はHIV-1逆転写酵素の作用を阻害し、DNA複製を妨げます。
エムトリシタビンは、副作用が少なく安全性が高い成分ですが、効果を高めるために同じ作用を持つ成分と併用されることがあります。
現在では、HIVウイルスを完全に排除することは困難ですが、治療によってウイルスの増殖を抑え、免疫力を高めて症状の進行を抑えることが可能です。
テンビルEMの副作用
- 主な副作用
- 頭痛、悪心、皮膚色素過剰、疲労感など
上記の症状以外に、消化不良や便秘、高脂血症、胃炎、胃腸障害が現れる報告もされています。頻度は高くありませんが、これらの症状が出た場合は服用を止めて医師の判断を仰いで下さい。
- 稀な副作用
- 腎不全、重度の腎機能障害、膵炎、乳酸アシドーシス、急性腎障害、近位腎尿細管機能障害、ファンコニー症候群、急性腎尿細管壊死など
テンビルEMを服用して異常を感じた際は、直ちにかかりつけの医師や内科、専門外来での検査を受けて下さい。
テンビルEMの注意事項
- 服用に注意が必要な人
- テンビルEMに過敏症の既往歴のある方
- 他の抗HIV薬での多剤併用療法を受けている方
- B型慢性肝炎を合併している方
- 妊娠している、妊娠の可能性のある方
- 授乳中の方
- 65歳以上の高齢者
- 併用注意薬
- ジダノシン
- アタザナビル硫酸塩
- ロピナビル、リトナビル
- アシクロビル、ガンシクロビル、バラシクロビル、バルガンシクロビルなど
- ダルナビル、レジパスビル、ソホスブビル
- 服用してはいけない人
- テンビルEMに含まれる成分に対してアレルギー反応が起きたことがある方
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テンビルEMの口コミ