ゾビラックスクリーム5%

商品概要

ゾビラックスクリーム5%はクリームタイプの剤型であり、ベタつかず、皮膚に吸収されやすいので、強力なヘルペス治療効果が期待できます。それでいて安全性が高いのが特徴です。

クリームタイプなのでベタつきにくい

塗り薬には、軟膏やクリームなど様々な剤型のものがあります。

軟膏とクリームの違いは、クリームには水が含まれていて油ときれいに混ざっているということです。軟膏には油だけであり水が含まれていません。

ゾビラックスクリーム5%はクリームタイプの塗り薬であり、皮膚に塗ったときに伸びがよく、ベタつきにくいという特徴があります。クリームは体に吸収されやすい性質があり、軟膏よりも早く体内に吸収されて効果が得られるともいわれています。

水で簡単に洗い流せる

過剰に塗り過ぎてしまったり、誤った部位に塗ってしまっても、ベタつかないので簡単に洗い落とすことができます。一方、汗などでも流れやすいので注意が必要です。

市販薬としても承認されるぐらい安全性が高い

ゾビラックスクリーム5%は日本でも病院から処方される医療用医薬品として承認・販売されています。さらに、同じ有効成分アシクロビルを配合しているクリームは市販薬として薬局やドラッグストアでも購入できます。そのため安全性が非常に高いです。

ゾビラックスクリーム5%はクリームタイプの外用剤なので安全性が高く、飲み薬のような全身性の副作用を起こさないので、持病があって併用薬の多い方や副作用が心配な方におすすめです。

先発品として製造されているので、ジェネリック医薬品を使用するのが心配な方にもおすすめです。

飲み合わせや使い合わせが悪いものがない

ゾビラックスクリーム5%は併用禁忌や併用注意などのお薬が指定されていません。

そのため、他の病気のお薬やニキビ治療薬と併用しても相互作用を起こさず、安全にヘルペスを治療することができます。

使用するのが早ければ早いほど効果があるのであらかじめ手元に置いておくのがおすすめ

ヘルペス治療は、薬を使うのが早ければ早いほど効果的です。

しかし、通常はヘルペスになってから病院を受診して薬を処方してもらい、薬局で薬を受け取って使用するのでは時間がかかり、症状がかなり進行してしまうおそれがあります。

そのため、再発の兆しを感じたときにすぐにゾビラックスクリーム5%を使えるように、あらかじめゾビラックスクリーム5%を購入して手元に置いておき、すぐに使用できるようにするのがおすすめです。

先発品として承認・販売されていて安心感がある

ゾビラックスクリーム5%は先発品として承認・販売されています。

日本のみならず、海外を含め世界100ヵ国以上で使用されているので数多くの治療実績があり、安全性・有効性に定評があるので安心感があります。

ジェネリック医薬品を使うのに抵抗がある方でも安心して使用できます。

皮膚の単純ヘルペスウイルス感染症（初発・再発性器ヘルペス、口唇ヘルペス）の治療に用いることができます。

特に口唇ヘルペスに効果があります。口唇ヘルペスは再発を繰り返す人は自分でもわかるようになります。ピリピリ・チクチクを覚えたら再発の兆しです。この状態になったらすぐにゾビラックスクリーム5%を使うとより効果的です。

ゾビラックスクリーム5%の用法・用量は国によって異なります。日本では、適量を1日数回塗布します。

本剤のように英国などの海外で承認・販売されているゾビラックスクリーム5%では、1日5回、4時間毎、口唇ヘルペスなら4日間、性器ヘルペスなら5日間、症状に応じてさらに5日間延長して使用可能です。

有効成分アシクロビルは抗ウイルス薬というグループに属しているお薬です。

アシクロビルは1974年アメリカで合成された歴史の古いお薬です。

アシクロビルは単純ヘルペスウイルスあるいは水痘・帯状疱疹ウイルスのDNAの複製を阻害して、ウイルスの増殖を抑える作用があります。

世界100ヵ国以上で承認され、うち半数近くの国や地域で一般用医薬品（外用剤）として販売されており、日本でも薬局やドラッグストアで口唇ヘルペスの再発における治療薬として購入できます。

処方薬としては、ゾビラックスクリーム5%のような外用剤のほか、内服薬、眼軟膏なども承認されています。

主な副作用として、刺激感、痒み、接触皮膚炎、紅斑性発疹などが報告されています。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談するように注意喚起がされています。

ゾビラックスクリーム5%の使用に注意する人

• 妊婦…妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用できます。動物実験（ラット）の妊娠10日目に、母動物に腎障害があらわれるほど大量のアシクロビル（200mg/kg/day以上）を皮下投与した実験では、胎児に頭部および尾の異常が認められたと報告されています。
• 小児等…低出生体重児および新生児を対象とした臨床試験は実施されていません。

禁忌（次の方は使用できません）

• 過去にゾビラックスクリーム5%に含まれる成分あるいはバラクロビル塩酸塩で過敏症のあった人…使用することで再度過敏症を起こすおそれがあります。

併用禁忌

• 特に無し

併用注意

• 特に無し

適用上の注意

• ゾビラックスクリーム5%は特別に配合された基剤を含有しており、薄めたり、他のお薬と混合するための基剤として使用してはいけません。そのまま使用してください。
• 眼科用として、角膜、結膜に使用できません。
• 治療終了後、ゾビラックスクリーム5%が残っていても次回分に取っておいたりはせず、未使用分は廃棄するように指示されています。
• ゾビラックスクリーム5%の基剤として使用されている油脂性成分は、コンドームなどの避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化させ、破損する可能性があります。そのため、性器ヘルペスなどの治療でゾビラックスクリーム5%を使用する際も、コンドームを着用する際は、患部をよく洗うなどクリームが接触しないようにしてください。
• ゾビラックスクリーム5%を7日間使用し、改善の兆しがみられないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えるようにしてください。
• 刺激感を感じる可能性があるため、陰部のヘルペスに使用する場合には、膣内などの粘膜部には塗らないように注意してください。

参考サイト

• ゾビラックスクリーム5%（https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6250701N1049_1_08/）

Q：まだ症状は無いのですが、ヘルペスの再発のような気がします。ゾビラックスクリーム5%を使用してもいいですか？

A：ヘルペスに感染したことがある方は、再発して皮膚症状があらわれる前には、ピリピリ・チクチクとした違和感を覚える方が多くいます。ゾビラックスクリーム5%の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に使用を開始することが望ましいです。特にヘルペス再発の予兆を感じてから6時間以内に使用することで、皮膚症状の出現を抑えることができるといわれているので、速やかに塗布してください。