ジェビトラ

商品概要

ジェビトラなどのED治療薬にはそれぞれ特徴があり、ジェビトラは先発品のレビトラと同様、強力な勃起誘発力と即効性です。

ED治療薬として有名なバイアグラやシアリスと比較して、強い勃起が得られ、服用してからおよそ30分程度で効果があらわれます。

食事による影響も受けにくく、一般的な食事であれば食後に服用しても強力な勃起誘発効果が得られます。

ただし注意点として、強力過ぎる勃起誘発効果のため鼻詰まりなどの副作用も比較的起こしやすいので、初めて服用する方は低用量から開始することが推奨されています。

他のED治療薬の効果では十分な勃起力が得られない方や、インポテンツが治らない方がより強力な勃起誘発効果を求めて服用することが多いです。

食事による影響を受けたくない方や、即効性が欲しい方にもおすすめです。

どんなタイプの勃起障害にも有効

EDにはいくつかの種類があります。

性行為に対するプレッシャーや緊張・不安で勃起しなくなったり、性行為中に中折れしてしまうことを精神的な要因が原因で起こる 心因性EDといいます。

糖尿病などにより神経や血管に問題があり、勃起しにくくなっている身体的な要因によるものを器質性EDといいます。

それ以外にも、心因性EDと器質性EDが組み合わさった混合型EDなどもあります。

ジェビトラはこれらのタイプのEDすべてに効果があり、服用することで強力な勃起誘発効果が得られます。

最短30分で強力な勃起誘発効果が得られる

ジェビトラは体質や食事に含まれている脂肪分の量にもよりますが、服用後、早い方ですと最短30分で勃起誘発効果が得られます。

これは他のED治療薬と比較してもかなり早い部類であり、有名な3大ED治療薬のバイアグラやシアリスなどよりもはるかに早く勃起誘発効果が得られます。

高齢者（65歳以上）、中等度の肝障害のある方は、ジェビトラの血中濃度が上昇することが認められているので、1日1回1/4錠（バルデナフィルとして5mg）から服用を開始します。最高量は1/2錠（10mg）までです。

有効成分バルデナフィルは勃起不全治療剤とよばれるグループに属しているお薬です。

他の勃起不全治療薬と同様に、ホスホジエステラーゼタイプ5（PDE5）といわれる酵素の働きを抑えることでED治療効果を発揮します。

通常、男性が性的に興奮してムラムラすると、陰茎に血液が大量に集まり勃起します。PDE5はその集まった血液を解消し、勃起を解除する効果があります。バルデナフィルはそのPDE5の働きを阻害することで勃起状態をキープし、陰茎を固く・太く・大きく勃起した状態にします。

そのような作用機序から、バルデナフィルはPDE5（ホスホジエステラーゼタイプ5）阻害薬ともよばれています。

射精したとしてもバルデナフィルの効果が持続しているあいだは勃起しやすい状態が続くため、性行為を何度も行えます。

主な副作用

主な副作用として、頭痛、ほてり、鼻閉、動悸、消化不良、眩暈などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談するよう注意喚起がされています。

併用注意

• CYP3A4を阻害する薬剤であるマクロライド系抗生物質（エリスロマイシン等）
• ビカルタミド
• CYP3A4を誘導する薬剤であるリファンピシン等
• カルペリチド
• α遮断薬であるテラゾシン、タムスロシン等

重要な基本的注意

• 性行為は心臓へのリスクを伴うため、勃起不全の治療を開始する前には心血管系の状態を確認し、注意を払う必要があります。ジェビトラは血管拡張作用があるため一過性の軽度な血圧低下があらわれる場合があります。
• 4時間以上の勃起の延長または持続勃起（6時間以上持続する痛みを伴う勃起）が外国臨床試験で小数例ですが報告されています。持続勃起に対する処置は速やかに行わないと陰茎組織の損傷や勃起機能を永続的に失ってしまうことがあるので、勃起が4時間以上持続する症状がみられた場合には直ちに医師の診断を受けるよう注意喚起がされています。
• 臨床試験において、眩暈や視覚障害が認められているので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意が必要です。
• ジェビトラを服用後に急激な視力低下または急激な視力喪失があらわれた場合には、ジェビトラの服用を中止し、速やかに眼科専門医の診察を受けなければいけません。

禁忌（次の方は使用できません）

• ジェビトラに含まれている成分に対し過敏症の既往歴のある患者（服用することで過敏症を再発するおそれがあります。）
• 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
• 先天性のQT延長患者
• 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者
• 重度の肝障害のある患者
• 血液透析が必要な腎障害のある患者
• 低血圧（安静時収縮期血圧＜90mmHg）または治療による管理がなされていない高血圧（安静時収縮期血圧＞170mmHgまたは安静時拡張期血圧＞100mmHg）患者
• 不安定狭心症のある患者
• 網膜色素変性症患者［網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼ（PDE）の遺伝的障害を持つ症例が少数認められています。］

参考サイト

• レビトラ | 製品情報

Q：前立腺肥大症のお薬を飲んでいますがジェビトラを服用できますか？

一部の高血圧症治療薬や前立腺肥大症に伴う排尿障害治療薬にはα遮断薬といわれるグループに属するお薬があります。ジェビトラはα遮断薬との併用により、症候性低血圧があらわれるおそれがあるので、絶対に禁忌ではありませんが服用する用量を調整する必要があります。α遮断薬による治療で状態が安定しているのを確認したうえで、低用量（バルデナフィルとして5mg）から服用を開始してください。

Q：いつも飲んでいるお薬が他のお薬と飲み合わせの悪いものが多いので注意するように言われています。ジェビトラは飲んでも大丈夫ですか？

絶対に服用できないお薬は禁忌の項目を確認してください。よく病院で処方されるお薬の中で注意が必要なものとして、チトクロームP4503A4を阻害する薬剤（マクロライド系抗生物質）のクラリスロマイシンやエリスロマイシンなどがあります。

これらのお薬は一般的な病院でもよく処方されます。これらと併用することにより、ジェビトラの血漿中濃度が上昇することがあるので、バルデナフィルとして5mgを超えてジェビトラを服用することはできません。