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もっと見るメーカー | Lloyd Laboratories Inc. |
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プロスパスは、有効成分としてプロパンテリン臭化物を含む抗コリン薬です。通常の抗コリン薬と同様に胃・十二指腸潰瘍や胃酸過多症などにも使えるほか、多汗症の治療にも用いられています。発汗を抑える効果があるため、周りの視線が気になって汗が噴き出てしまう方、汗が止まらず汗じみができたりメイクが崩れてしまったりする方に人気です。いざというときのお守りとしてもっておくと、汗をかきたくない場面で大活躍すること間違いなしでしょう。
15㎎
15㎎ x 100(錠)
¥5,280
15㎎ x 200(錠)
¥9,380
商品名 | プロスパス |
内容量 | 1本/100錠 |
効果・効能 | 胃・十二指腸潰瘍、胃酸過多症、幽門痙攣、胃炎、腸炎、過敏大腸症(イリタブルコロン)、膵炎、胆道ジスキネジー、夜尿症、遺尿症、多汗症 |
用法・用量 | 1日3~4回、1錠(プロパンテリン臭化物として15mg) |
有効成分 | プロパンテリン臭化物 |
形状・剤形 | 錠剤(経口服用タイプ) |
副作用 | 口渇、便秘、排尿障害など |
メーカー | Lloyd Laboratories Inc. |
発送国 | インド |
プロスパスは、主成分としてプロパンテリン臭化物を含む飲み薬です。多汗症の治療に抗コリン薬が使われることはよくありますが、保険適用で処方されるのはプロパンテリン臭化物しかありません。
どれくらい効果が出るかは人によって異なりますが、多汗症を抱える方のお守り的存在として広く用いられています。口渇や便秘の副作用が出やすいため、量を調節しながら服用していくことが基本です。
多汗症のうち、とくに原因がないのに起こるものを原発性多汗症、何かしらの病気などが原因で起こるものを続発性多汗症と言います。アメリカで行われた研究によると、アメリカ人の約2.8%が原発性多汗症で、そのうち50.8%が重症の腋窩多汗症だそうです。多汗症を発症すると「なんで自分だけ」と思うかもしれませんが、実は多くの患者さんがいます。
多汗症の方はそうでない方より汗腺の数が多いのではと言われることがありますが、実はそのようなことはありません。多汗症を発症している方も発症していない方も汗腺の数はほとんど同じです。違いは、自律神経の働きにあります。
多汗症の方は何らかの原因によって自律神経が乱れているため、通常では汗をかかない場面でも大量の汗をかいてしまうのです。これを防ぐのがプロスパスです。抗コリン作用によってアセチルコリンの働きを抑制し、交感神経の過緊張状態を抑えます。
プロスパスは、次のような方におすすめです。
プロスパスには、抗コリン作用によって発汗を抑える働きがあります。抗コリン作用とは、神経伝達物質の1つであるアセチルコリンの作用を遮断することです。
視床下部から命令を受けると、交感神経の神経終末部からアセチルコリンが分泌されます。このアセチルコリンが汗腺の受容体に結合することで発汗が起きるのです。
プロスパスの主成分であるプロパンテリン臭化物は、抗コリン作用によってアセチルコリンの働きを遮断するため発汗を抑えることができます。じっとしているのに自分一人だけ滝のように汗をかいてしまう、すぐに汗じみができて恥ずかしいという方にプロスパスはぴったりでしょう。
仕事中や授業中など、どうしても汗をかきたくない場面があるかと思います。「自分だけ汗だくで恥ずかしい」「周りから見られていると思うと余計に汗をかいてしまう」といったお悩みがある方にプロスパスはぴったりです。
1日3~4回服用する方法がメインですが、汗をかきたくない場面のときだけプロスパスを服用する方もいます。いざというときだけ服用してもしっかりと効果を発揮してくれるので、お守りのような使い方をすることも可能です。
効能効果には「多汗症」と記載されていますが、プロスパスには汗を抑えることで間接的ににおいを軽減する効果も期待できます。
プロスパスは局所的ではなく全身に作用して発汗を止める働きがあることが特徴です。汗をかくとにおってくるのは、汗と皮膚の表面にある汚れや皮脂が混ざり、これが雑菌によって分解されることが関係しています。
雑菌に分解されることでにおいの元となる物質が産生されてしまうのです。プロスパスによって汗の量が減れば、雑菌に分解される汗の量も減るためにおいも軽減します。
プロスパスには、次のような効果があります。
おもに多汗症の治療に用いられている薬ですが、胃腸系の治療にも効果を発揮します。プロスパスと同じ有効成分を含むプロ・バンサインを使った臨床試験では、次のような結果が得られました。
多汗症に関しては、80.0%の方で効果が見られました。服用したすべての方で効果が見られるわけではないものの、多くの方が効果を実感しています。
1回の用量 | 1回1錠(プロパンテリン臭化物として15mg) |
1日の服用回数 | 1日3~4回 |
服用間隔 | 適宜 |
服用のタイミング | 適宜 |
成人の場合、1回1錠(プロパンテリン臭化物として15mg)を1日3~4回、経口で服用してください。年齢や症状によって適宜増減することができます。
1日3~4回決められた時間に服用する方法はもちろん、汗をかきたくないときだけ頓服として飲む使い方でも問題ありません。人によって口渇や便秘の副作用が強く出てしまうこともあるため、様子を見ながら適切な量を服用していくようにしましょう。
閉塞隅角緑内障の方は、プロスパスを服用できないので注意してください。抗コリン作用によって眼圧が上昇し、症状が悪化する可能性があります。一方で、開放隅角緑内障の方はプロスパスを服用できます。ただし、眼圧が上がらないか慎重に確認していくことが大切です。
もしもプロスパスの影響で眼圧が上がってしまった場合は服用を中止してください。このほか、前立腺肥大症で排尿障害がある方や重篤な心疾患がある方、麻痺性イレウスの方もプロスパスの服用は禁忌となっています。
プロスパスの有効成分は、プロパンテリン臭化物です。神経伝達物質であるアセチルコリンの働きを妨げるため、抗コリン薬と呼ばれています。発汗は交感神経が興奮することで起こるものです。交感神経の末端からアセチルコリンが分泌され、これが汗腺に働きかけることで発汗します。
プロスパスを服用するとアセチルコリンの働きが阻害されるため、「汗をかく」という指令を止めることで発汗しづらくなるのです。服用から30分ほどで効果が現れ始め、約2~5時間持続します。定期的に毎日飲み続けるというよりは、ここぞというときにピンポイントで使う薬です。
汗を止めることのできる薬ではありますが、体温調節を行って効果を発揮するものではありません。プロスパスが効いている間は暑いところにいても発汗が抑えられるため、熱中症のリスクが上がります。炎天下のなかで活動するときや屋外で長時間過ごすときは熱中症にならないよう気をつけてください。
プロスパスと同じ成分を含むプロ・バンサインを使った試験では、次のような副作用が報告されています。
プロスパスには抗コリン作用があるため、服用すると副交感神経の活動が抑制されて便秘になりやすくなります。また、唾液の分泌も抑制されることから、口が渇くのを感じることもあるでしょう。
膀胱を弛緩させる働きがあるため、尿が出づらくなることもあります。そのため、前立腺肥大症がある方は、排尿障害が起こらないように慎重に服用しなければなりません。すでに排尿障害が起こっている方は服用できないので注意しましょう。
服用を続けても多汗症が治ることはありません。一時的に汗を止める薬ですので、汗をかきたくない場面で服用してください。
そのようなことはありません。飲み続けても効かなくなることはないため、汗が気になるときは安心して服用してください。
食後と食前、どちらのタイミングで服用しても問題ありません。
レビュー
2021年7月2日
汗っかきなのでこれからの時期に欠かせません。 お薬市場で買うのは初めてだったけど、結構早く届いたので良かったです。
ロジャー さん