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もっと見る商品名 | クロメン |
内容量 | 1箱/10錠 |
効果・効能 | 排卵障害に基づく不妊症、乏精子症など |
用法・用量 | 1日1回、1~2錠(クロミフェンクエン酸塩として50~100mg) |
有効成分 | クロミフェンクエン酸塩 |
形状・剤形 | 錠剤(経口服用タイプ) その他の場合は形状を記載 |
副作用 | 目の霞みなどの視覚症状、発疹、精神変調など |
メーカー | Kocak Farma |
発送国 | 香港 |
有効成分のクロミフェンクエン酸塩は代表的な排卵誘発剤です。
同類薬のセキソビット(有効成分シクロフェニル)と比較して、より強力な効果があり、確実な排卵効果が得られるといわれています。
欠点として、効果が強力なため子宮内膜などに効き過ぎてしまい副作用を起こすおそれがあるので、症状をよく観察して厳密な服薬コントロールが必要です。
女性・男性どちらの不妊症にも優れた効果が報告されており、妊娠を希望している方の服用がおすすめです。
有効成分のクロミフェンクエン酸塩の臨床試験では、服用することで高い排卵誘発効果が報告されています。
総合的な排卵成功率は44.9%といわれており、月経(生理)があっても排卵していない状態である無排卵周期症の場合で排卵の成功率は75%、第1度無月経(軽度の視床下部障害)で56.3%、第2度無月経(視床下部-脳下垂体-卵巣系の高度な異常)で5.9%と報告されています。
有効成分のクロミフェンクエン酸塩は最近ようやく正式に男性不妊症の適応を取得しましたが、古くから適用外で男性不妊のために使用されていました。
日本でも長年の実績があり、世界的にも乏精子症に対して標準的な治療として用いられています。そのため優れた治療効果が期待できます。
クロメンは卵胞の発育をよくして排卵を誘発します。通常、排卵障害に基づく不妊症の治療に用いられます。卵巣過剰刺激の結果として、多胎妊娠(双子、三つ子など)する可能性があります。
男性の場合は、精巣に働きかけ、精子の分化成熟や男性ホルモン(テストステロン)の生合成を促進し、乏精子症(精子の数が一般的な数値よりも少ない状態)を解消します。
1回の用量 | 1~2錠(クロミフェンクエン酸塩として50~100mg) |
1日の服用回数 | 1回 |
服用間隔 | 24~48時間 |
服用のタイミング | 任意 |
排卵障害にもとづく不妊症の排卵誘発の場合、 通常、第1クールとして1回1錠(クロミフェンクエン酸塩として50mg)を、 消退性出血または月経開始日5日目から5日間服用します。第1クールで排卵せず無効の場合、1日2錠(100mg)に増量して 5日間服用します。用量および服用期間は1日2錠、5日間が限度です。
生殖補助医療における調節卵巣刺激の場合、通常、1日1回、1錠を月経周期3日目から5日間服用します。効果不十分な場合は、次周期以降の用量を1日2錠に増量します。
男性の乏精子症における精子形成の誘導の場合、通常、1回1錠を隔日(1日おきに)服用します。
有効成分クロミフェンクエン酸塩は、排卵誘発剤、抗エストロゲン剤とよばれるグループに属する薬です。
女性ホルモンのバランスを調整し、卵巣を刺激して排卵が起こりやすくなる働きがあります。
また、男性においては精巣に作用して精子形成を助けたり、男性ホルモン(テストステロン)を増やす作用もあり、古くから男性の不妊症に対しても適応外で用いられていましたが、2022年の不妊治療保険適用拡大により、正式な効能として承認されて現在では広く用いられるようになりました。
主な副作用として、目の霞みなどの視覚症状、発疹、精神変調などが報告されています。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した重篤な副作用の初期症状である可能性があります。
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談するように注意喚起がされています。
<効能共通>
<排卵障害にもとづく不妊症の排卵誘発、生殖補助医療における調節卵巣刺激の場合>
A:女性の排卵障害に基づく不妊症の排卵誘発の場合、クロメンを服用する段階で既に妊娠している可能性を完全に排除する必要があります。
そのため、クロメンを使用する服用前の少なくとも1ヵ月間、および排卵誘発の治療を行っているあいだは基礎体温を必ず記録し、排卵誘発の有無を確認するように注意喚起がされています。
A:クロメンを服用したことで卵巣過剰刺激症候群があらわれることがあります。質問にあったような自覚症状があらわれた場合には、すぐに医療機関を受診する必要があります。
また、クロメンの5日間の服用終了後も含め少なくとも不妊治療中は、超音波検査を受けるなど卵巣の大きさをこまめに確認することが推奨されています。
A:クロメンを服用することで射精時の精子の量が増える効果が得られますが、それに伴って射精時のオーガズムが上昇するなどの効果は報告されていません。そのような効果を求めるのであれば、必要に応じて媚薬や精力増強剤などを併用するようにしてください。
専門薬剤師(研修認定薬剤師)の資格を持つ現役の薬剤師であり、その知識と経験はお薬だけにとどまらず、美容、サプリメント、ダイエット、健康全般にわたります。一人ひとりの健康や美しさを追求するための信頼できる情報を提供しています。※当サイトよりお知らせ:当サイトに掲載される情報は、著者個人の見解や経験を基にしていますが、薬機法(旧薬事法)は行政によって改正・見解が変わる可能性がございます。このため、当サイトの情報に基づく結果によるいかなる損害が生じた場合は、一切の損害賠償責任を負いかねます。ご理解とご了承のほどお願い申し上げます。
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