アイバノム

商品概要

アイバノムは、有効成分「イベルメクチン」を含む糞線虫症や疥癬による感染の治療薬です。糞線虫は主に小腸に、疥癬はヒゼンダニが皮膚の角質層に寄生します。アイバノムは、このような寄生虫を麻痺させることによって殺虫して症状を改善させます。また、海外では新型コロナウイルスによる症状の緩和や死亡率の低下などが報告されています。

アイバノムの購入を検討されている方向けに、薬の効果を実感しやすい対象を紹介していきますので参考にしてみてください。

寄成虫やダニに刺されて困っている方

アイバノムは、回旋糸状虫や糞線虫、ダニによる疥癬の治療に有効な唯一の治療薬です。

新型コロナウイルス感染症が不安な方

新型コロナウイルスに対しての有効性が海外では報告されています。

アイバノムの有効成分イベルメクチンは、寄生虫駆除薬であるストロメクトールの海外製ジェネリック医薬品です。イベルメクチンが、体内にいる寄生虫やダニの活動を麻痺させて死滅させる効果が期待できます。

新型コロナウイルスに関しては、ウイルスの細胞内侵入を防ぐことによって感染のリスクを下げることが海外では報告されています。またウイルス感染によって起こる炎症反応が過剰になって起こるサイトカインストームを抑えることにつながり、症状の重症化を防ぐことが海外では報告されています。

しかし、日本では2022年9月に北里大学から新型コロナウイルス感染症治療薬実用化支援事業として、興和株式会社による治験が行われました。そこでは、統計的有意義が認められなかったという結果が報告されておりますので個人の判断に任せます。

アイバノムは、体重によって服用する錠剤の数が変わる薬になります。以下の表を参考にご自身で必要な錠数を服用するようにしてください。

体重（kg） 3mg錠数
15−24 　　　　1錠
25−35 　　　　2錠
36−50 　　　　3錠
51−65 　　　　4錠
66−79 　　　　5錠
≧80 　　約200μg/kg

アイバノムは、有効成分イベルメクチンによって、主に小腸に寄生する糞線虫や疥癬の原因となるヒゼンダニに対して神経や筋肉にあるCl-の伝達を阻害することで活動を麻痺させる作用があります。これによって死滅していきます。この効果は、人には影響しないとされています。

新型コロナウイルスに関して海外の報告では、イベルメクチンがウイルス表面に存在するSタンパクや細胞のACE2受容体に結合することで、ウイルスの細胞内への侵入を防ぎ感染リスクを抑えることが報告されています。それだけでなく、ウイルスが侵入したとしても、細胞の核内へ運ぶ物資であるインポーチンαやβに結合することでウイルスの増殖を防ぎます。

今のところは、WHO（世界保健機関）や各国の政府、日本の厚生労働省によるコロナ治療薬としての承認は得られていない状況です。

アイバノムの主な副作用には以下のものが報告されております。

• かゆみ
• 発疹
• 下痢
• 食欲不振
• 便秘
• 腹痛
• めまい
• 傾眠
• 振戦

また稀な副作用として肝機能障害、血小板減少、意識障害、中毒性表皮壊死融解症などの症状が報告されています。

特に中毒性表皮壊死融解症は、薬の服用で38°C以上の高熱、目の充血、くちびるのただれ、のどの痛み、皮膚の広い範囲が赤くなることがあります。このような症状が出たりした場合には、服用を中止して医師の診察を受けるようにしましょう。

アイバノムの使用に注意する人

• 現在は、特に報告されておりません

アイバノムを使用してはいけない人

• イベルメクチンに対して過敏症の既往歴がある方

併用禁忌

• 現在は、特に報告されておりません

併用注意

• 現在は、特に報告されておりません

体重によって服用する量が異なりますので、適切な量を服用するようにしましょう。

参考サイト

• 医療用医薬品:ストロメクトール | KEGG
• 新型コロナウィルスに対するイベルメクチンの現状 | 北里大学

Q：新型コロナウイルスの予防にも使えますか

A：アイバノムの有効成分イベルメクチンは、日本ではまだ研究段階ではありますが、海外ではいくつか症状の緩和の報告もあるため、予防としての使用も可能性があります。

Q：飲み忘れてしまった場合でも寄生虫は増殖しませんか

A：寄生虫やダニの活動を止めているのはk数理を服用しているときなので、思い出したタイミングで服用するようにしましょう。

Q：かゆみや膿が出てひどいときには軟膏を併用してもいいですか？

A：特に疥癬による症状がひどい場合には塗り薬も併用することは可能です。