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もっと見る商品名 | クララスティル |
内容量 | 1本/5ml |
効果・効能 | 白内障、ドライアイなど |
用法・用量 | 1日数回、1回1滴 |
有効成分 | N-アセチルカルノシン |
形状・剤形 | 点眼剤 |
副作用 | 下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、腹部不快感、腹部膨満など |
メーカー | Bruschettini SRL |
発送国 | 香港 |
日本ではまだ存在しないメカニズムで白内障治療効果が期待できます。
日本で白内障治療のために認可されているお薬は、ピレノキシンまたはグルタチオンという点眼薬です。
この2つは水晶体のタンパク質が変性して濁らないように症状進行のために用いることができますが、根本的な白内障の症状を改善させることはできません。
しかし、クララスティルは点眼薬でありながら症状の進行抑制だけでなく、2006年の論文には白内障の白濁を改善したとの報告があり、白内障の症状改善効果も期待できます。
白内障の症状改善効果が期待できるので、手術を受けたくないけれど白内障を治療したい方におすすめです。
通常、白内障治療の場合、症状の回復を希望するならば手術を受けるしかありません。しかし、白内障の手術では、濁った水晶体を超音波で粉砕して取り除き、その代わりに人工水晶体であるレンズを眼内に挿入します。
実際はそこまで危険な手術ではありませんが、目の手術と考えると非常に恐ろしく、手術を避けたい方は多くいます。
クララスティルは手術をしなくても白内障の症状改善効果が期待できるので、手術を受けたくないけど白内障の症状を改善したいからによく使用されています。
クララスティルは1本中に薬液が5ml入っています。
1滴点眼するときに出てくる薬液は約50μl(0.05ml)といわれており、5ml容器1本で100滴ほど点眼できます。そのため、もしもクララスティルを1日3回、両眼に点眼するならば約17日使用できる計算になります。
しかし、1回に片眼に2滴点眼してしまったり、うまく目に薬液が入らなくてやり直したりするので、実際は約2週間(14日)ほど使用が可能です。
クララスティルは主に白内障に用いられています。
ヒトの眼はカメラによく例えられることがありますが、カメラのレンズに相当するのが水晶体です。水晶体は外からの光を集めてピントを合わせる働きがあります。正常な水晶体は透明であり、光がよく透過します。
しかし、この水晶体が様々な理由により白濁して、光が透過しにくくなることがあります。これが白内障です。白内障になると水晶体がうまく光を透過できなくなるので、視力が低下することになります。
白内障の治療は、症状が軽度であれば薬物療法による症状の進行を抑える点眼薬を用いますが、原則、症状の回復を希望するのであれば手術以外には方法が無いとされていました。
しかし、クララスティルは白内障の症状進行を抑えるだけでなく、改善する効果もあるとされ、欧米では白内障治療薬として用いられています。
クララスティルは白内障の改善効果のほか、ドライアイ、疲れ目の改善効果も報告されています。
眼組織(水晶体、角膜、結膜)を保護する作用もあり、コンタクトレンズや太陽光、紫外線、排気ガス、粉塵、電子機器のブルーライトなどによる汚染やストレスから眼を守ります。
1回の用量 | 1滴 |
1日の服用回数 | 数回 |
服用間隔 | 4~12時間 |
服用のタイミング | 朝・昼・夕など |
通常、1回1滴を1日数回点眼しますが、症状により適宜増減します。
薬液汚染防止のため、点眼の時、容器の先端が直接目に触れないように注意してください。
点眼後はまばたきをせず、そのまましばらく(1〜5分)まぶたを閉じます。溢れた液は、清潔なガーゼやティッシュで軽くふき取ってください。
他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼してください。別途、医師や薬剤師に他の点眼薬と点眼するときに順番や何分間隔をあけるか指示された場合は、そちらの指示に従ってください。
点眼をし忘れた場合は、気がついたときに1回分を点眼してください。ただし、次に点眼する時間が近い場合は点眼せず、次の通常の点眼する時間に1回分を点眼してください。2回分を一度に点眼してはいけません。
有効成分としてN-アセチルカルノシンが配合されています。
日本では未承認の成分ですが、欧米では医薬品として認可されており、白内障治療薬として特許も取得しています。
N-アセチルカルノシンは抗酸化物質として有名で、点眼することでヒトの体内にもともと存在している天然の酸化防止剤カルノシンに変換されます。
白内障では、加齢など様々な原因によりに眼の水晶体の酸化が進み白濁していきます。これはカルノシンが不足することで症状が進行するといわれています。
N-アセチルカルノシンは、点眼されることでカルノシンに変換されて水晶体に直接作用し、透過性を向上させることができるといわれています。
日本でも承認されている白内障治療薬のピレノキシン(ピレノキシン点眼液)やグルタチオン(タチオン)が白内障の症状進行を抑制するだけなのに対し、N-アセチルカルノシンは症状を改善する効果が得られると報告されています。
クララスティルは安全性が高く、副作用は報告されていません。
しかし一般的な点眼薬の副作用として、眼刺激感、眼の痒み、角膜障害(眼痛、見えにくい、眼の異物感)、眼瞼炎(まぶたのただれ)などが起こるおそれがあります。
上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談するよう注意喚起がされています。
A:通常、点眼薬に防腐剤(ベンザルコニウム)が入っている場合はコンタクトレンズを装着したまま使用ができません。クララスティルは防腐剤が入っていないので、コンタクトレンズを装着したままでも使用は可能です。
A:2種類以上の点眼薬を使用する際は、十分な間隔を開ければ、それぞれちゃんと吸収されるので順番を気にする必要はありません。しかし、眼軟膏や粘度が高い(ドロッとした)点眼薬は、その後に使用する点眼薬の吸収に影響を及ぼすおそれがあるので一番最後に点眼するよう推奨されています。ただし、点眼薬の種類や症状によっては順番を厳守する必要がある場合もあるので、医師や薬剤師から別途指示があったときは、その指示に従うようにしてください。
A:ちゃんと1滴が眼に入ればそれで充分です。目に溜められる点眼薬の量は約0.03mlといわれています。点眼薬1滴の量が約0.05mlなので、1滴でも十分な量が出てくるように設計されています。そのため、1回に2滴以上点眼しても薬液は眼に溜められず、眼から薬液があふれてしまい無駄になってしまいます。
眼からあふれた点眼薬は眼の周りに残留して、荒れや爛れにつながるおそれもあるので、ティッシュなどでふき取るようにしてください。
専門薬剤師(研修認定薬剤師)の資格を持つ現役の薬剤師であり、その知識と経験はお薬だけにとどまらず、美容、サプリメント、ダイエット、健康全般にわたります。一人ひとりの健康や美しさを追求するための信頼できる情報を提供しています。※当サイトよりお知らせ:当サイトに掲載される情報は、著者個人の見解や経験を基にしていますが、薬機法(旧薬事法)は行政によって改正・見解が変わる可能性がございます。このため、当サイトの情報に基づく結果によるいかなる損害が生じた場合は、一切の損害賠償責任を負いかねます。ご理解とご了承のほどお願い申し上げます。
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