アナドリン

商品概要

アナドリンの主成分である「オキサンドロロン」は、蛋白同化男性化ステロイド剤（非ステロイドアナボリックホルモン）と呼ばれています。これは、男性ホルモンを直接摂取するのではなく、体内でのタンパク質の合成を促す作用があります。

そのため、一般的にある男性ホルモン製剤による強い副作用はありません。本来であれば、長期の寝たきりや運動ができない状態になっている方の筋肉量の減少を抑えることを目的に開発された経緯があるため、副作用リスクが少ないとされています。

男性がガッチリした筋肉にまで増強したい場合には向いていませんが、自然で見栄えの良い筋肉増強効果を得ることができるため女性でも使用できます。

筋肉を増強させる効果が期待できるアナドリンについて、実際にどんな方にオススメなのか、ご紹介していきます。

体の筋肉量を増やしたい方

アナドリンには、3倍から6倍の筋肉増強効果上がるとされています。また脂肪量に関しても約3倍以上減少するとされています。

副作用を抑えたい方

一般的なステロイド系の筋肉増強剤は男性が使用しても副作用で女性化の症状が出てしまうことがあります。しかし、アナドリンはステロイド系筋肉増強剤とは作用の仕組みうな副作用は少ないとされています。

女性で筋肉をつけたい方

健康的で自然な見栄えの良い筋肉を増やすことが期待できることから、女性でも使いやすい筋肉増強剤とされています。

アナドリンは肝臓に作用して体内のタンパク質合成を促進することで筋肉量を増やすはたらきを高めます。その他の筋肉増強剤のような直接男性ホルモンを摂取するよりも効果と副作用がマイルドになってしまうのですが女性も服用が可能です。

また男性が使用すると筋肉増強効果だけでなく、精巣機能が促進することで、男性機能の亢進とペニスのサイズアップ効果が期待できます。一般的なステロイド系の筋肉増強剤を男性が使用した場合、ステロイドホルモンによって大量の男性ホルモンが体内に流れ込むことになり、その分余分な男性ホルモンはアロマターゼという還元酵素のはたらきによって女性ホルモンに変換されてしまいます。これによって副作用として肉体が女性化してしまい乳房や乳首が張るなどの女性の症状が出ることがあります。しかし、アナドリンはステロイド系筋肉増強剤とは異なる作用機序であるため、このような副作用は少ないとされています。

アナドリンを服用する際には、1日2.5～20mgを2～4回に分けて食後、又は軽食後に服用するようにしましょう。服用期間は6週間から最大8週間として、その後は4週間の休薬期間を設けるようにしましょう。もしも体力が消耗している場合には、タンパク質合成を促進させるために高タンパク、高カロリーの食事をするようにオススメしております。

アナドリンの有効成分である「オキサンドロロン」は蛋白同化男性化ステロイド剤と呼ばれております。アナドリンは、タンパク質を作り出す蛋白同化作用によって全身の骨格筋を大きくさせ、筋力の強化と筋肉量の増加により運動能力を向上させる効果が期待できます。

2004年南カリフォルニア大学では、60歳以上の30人に12週間オキサンドロロンを1日に20mg投与してもらいながら筋トレを実施しました。その結果、投与していないグループに比べて、投与したグループでは約6倍以上の筋肉増加が認められました。

その他にも筋トレなしでオキサンドロロン服用したグループでも服用無しのグループに比べて3倍以上の筋肉増加効果が認められました。

アナドリンの副作用は男女共通のものと男女別で異なる副作用が出る場合があります。

男女共通する副作用は、肝障害（皮膚や目が黄色化、皮膚のかゆみ）・胃腸障害（吐き気、食欲不振）などになります。

以下は男女別の副作用を示しました。

【男性の場合】陰茎肥大、精巣機能抑制、持続勃起症など

【女性の場合】しわがれ声、多毛、月経異常、性欲の亢進などの男性化現象

体調に異変が生じた場合には、すぐに薬の服用を中止して病院へ受診するようにしましょう。

併用禁忌

• 肝機能障害の危険性が増す可能性があるため控えるようにしましょう。

併用注意

• スポーツ選手などの競技に参加される方は、ドーピング検査で陽性になる場合があります。
• 使用期限が過ぎたものは使用しないようにしましょう。
• 自己判断での粉砕はしないようにしてください。
• 妊娠中、妊娠の可能性のある方は服用しないようにしましょう。

服用に不安がある場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

• 日本医薬情報センター
• KEGG
• 厚生労働省

Q：アナドリンの服用中に性行為をしても大丈夫ですか？

アナドリンを服用すると、男性ホルモンのテストステロンの分泌が減少してしまい、男性側の精子の産生量が減少してしまいます。その結果、性行為を行っても妊娠させる確率は減少してしまいます。まったく妊娠させることができないわけではないのですが、妊活をされている方は控えた方がよろしいと思います。

Q: 筋肉増強するステロイド剤の中にはダイエット向きやパンプアップ向きなど違いがあるのはなぜでしょうか？

ステロイド系の筋肉増強剤の成分による効果は、配合成分ごとの作用するしくみの違いがあるからです。ダイエット向きとされる筋肉増強剤の成分には水分の貯留であったり、副作用が少ないことが挙げられています。アナドリンは初心者が使いやすく、他のステロイド系の筋肉増強剤と比べて副作用も少ないのが特徴です。ご自身の目的に合わせて使用するものを選ぶのも有効です。

Q：アナドリンは一度使ったらずっと使い続けなければならないのでしょうか？

アナドリンの使用を止めることはできます。他のステロイド系筋肉増強剤とは違って、アナドリンは非ステロイド系のため止めやすいでしょう。しかし、ステロイド系にも言えることですが、筋肥大がアナドリンを使っていない状態の限界をこえているような場合には、維持することが困難と言えます。そのため、アナドリンを使用せずにトレーニングしている状態よりも多くの筋肉量を維持したいと考えている場合には、継続しての服用していく必要があります。

Q: アナドリンに限らず、筋肉増強剤の内服と注射では効果は違いますか？

アナドリンをはじめとした、筋肉増強剤は内服と注射で効果に違いはないとされています。筋力量の増加を促進することで筋肥大などが期待できます。

Q：アナドリンのような筋肉増強剤は、プロテインよりも筋力増強に効果がありますか？

アナドリンなどの筋肉増強剤には、タンパク質を作る蛋白同化作用を持っているため、効果的な筋力増強を可能になります。プロテインの場合には、体を構築する栄養素であるタンパク質を効率的に補う健康食品になりますので、プロテインそのものにアナドリンのような筋力増強の作用はありません。目的によって使い分けや併用をしていきましょう。