セディール
メーカー：大日本住友製薬
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セディールについて
- メンタルバランスを整え快眠にも役立つ抗不安薬
- 依存性が低く耐性もできにくい成分が配合されています。
- 緊張や不安、恐怖、焦りを鎮めます。
- 穏やかな気持ちに導き睡眠の質を高められます。
- 重い副作用が出にくいニュータイプの精神安定剤です。
大日本住友製薬が開発したセディールは、セロトニンを増加させ不安や緊張、うつなどを解消し睡眠も改善する抗不安薬です。
人の脳はデリケートで、生活習慣の乱れやストレスなどで機能低下をおこすと内分泌系や自律神経のバランスが崩れます。精神安定作用を持つ脳内物質セロトニンも同様で、分泌が足りなくなるとイライラ感が募り過度になると不安が強くなり、睡眠障害につながることも珍しくありません。
セディールはセロトニン受容体の働きを正常にして、うつや不安、緊張などの心身症や神経症をやわらげます。さらにリラックスできることで自然な入眠がしやすくなり不眠症も改善できます。
セディールの特徴
セディールは心身症および神経症、それらを原因とする睡眠障害の改善ができる抗不安薬です。悪い考えばかり浮かんだり緊張や恐怖、不安で感情の起伏が激しい、夜も十分に眠れないといった症状に有効です。
非ベンゾジアゼピン系とも呼ばれるアザピロン系の抗不安薬であるセディールは、日本国内でも販売されている同名の医薬品と同じ成分が含まれています。抗不安、抗うつに対して強力な効果がありながら、副作用が出にくく安全に服用できるメリットから使用者は少なくありません。
強い不安感や緊張、焦燥などは、セロトニンが不足したり機能が働かなくなる事で起こるとされています。昂ぶった感情を収めたり脳がリラックスするために必要なセロトニンのバランスが崩れると、精神面での低下のほかストレス耐性が弱くなったり疲労回復できなくなる、といった悪影響を及ぼします。この状態が悪化すると、自律神経失調症やうつ病、不眠症になるリスクも高まります。
セディールはセロトニンの分泌を活性化して低迷した精神状態を治し、その結果安定した睡眠を促す働きが実証されています。
これまでに出ていた抗不安薬や睡眠薬はいずれも耐性がつきやすく、依存性も高かったので長い期間服用する事ができませんでした。ですが、セディールに配合されているタンドスピロンクエン酸塩は依存性が低く耐性もできにくい性質のため、身体への負担も少なく使用できます。
セディールの効果
- 効果・効能
- 不眠症 抑うつ 不安症 心身症 焦燥感
- 効き目が早く精神を安定させ安らかな快眠に導く効果があります。
アザピロン系の抗不安薬セディールは、服用から短時間で効きはじめ、不安や緊張を緩和し気持ちを落ち着かせる精神安定剤です。服用してから0.8〜1.4時間ほどで薬効がピークを迎えます。
神経症による抑うつや恐怖感、自律神経失調症や消化性潰瘍、本態性高血圧症など心身症の諸症状などに強い効果があるだけではなく、睡眠障害の改善にも繋がります。
有効成分タンドスピロンクエン酸塩は何らかの原因で崩れた脳内物質セロトニンのバランスを整えて、感情をコントロールできる状態にし不安感や恐怖などストレスになる感情を解消します。
長期的な服用が向かないとされるベンゾジアゼピン系と異なり、セロトニン神経系に対してだけ作用するため危険はありません。局所的な作用から重度の副作用を生じにくく、安全な抗うつ・抗不安薬として医療機関での処方も多くされています。
メンタルバランスを穏やかにできるため睡眠の質を高めることもでき、スムーズな入眠と夜中目が覚めてしまう事がない睡眠障害の改善も期待できます。
セディールの服用方法
| 1回の用量 | 1〜2mg |
|---|---|
| 1日の服用回数 | 3回 |
| 服用間隔 | 4時間以上 |
| 服用のタイミング | 朝、昼、就寝前 |
成人は1回1錠を1日3回、水かぬるま湯で服用してください。
高齢者の服用では、1回5mg（1日15mg）から服用開始します。服用量は年齢や症状に応じて増減しますが、成人の1日の限度量は60mg、高齢者の摂取限度量は30mgとなっておりますので、これを超過しないように気をつけてください。
飲み忘れた場合、前の服用から4時間以上時間経っていたら気づいた時点で1錠を服用します。次の服用タイミングが4時間以内に迫っている時は、時間を空けて次の服用から再開してください。2回分を同時に飲むことで、強い副作用が現れる恐れがあります。
効果や副作用が強すぎる時は、ピルカッターなどで半分、または1/4に分割して飲むことで調節できます。
セディールの有効成分
セディールに配合されているタンドスピロンクエン酸塩は脳に作用する成分です。
精神安定に大きく関わっているセロトニン受容体に働きかけてセロトニンの分泌を促すことで、不安や焦り、緊張、抑うつ状態を改善する作用があります。
ストレスによる心身症や自律神経失調症、高血圧や消化性胃潰瘍の身体症状などを治療するほか、強度の神経症や恐怖状態も回復させられます。
医療機関においては心身症や神経症の治療薬として処方されますが、睡眠障害の改善にも有効です。
セディールの副作用
- 主な副作用
- 眠気、ふらつき、頭痛など
あまり報告例はない症状ですが、発疹や瘙痒感、蕁麻疹などが現れた場合は、服用をやめて病院での治療を受けてください。
体調が芳しくない時や服用のタイミングによっては、強い眠気や集中力・注意力・反射神経などが低下することもあります。そのため、車の運転や精密作業、機械の操作などは避けてください。
- 稀な副作用
- 肝機能障害、黄疸、セロトニン症候群、悪性症候群など
非常に稀ですが、肝細胞のAST（GOT）やALT（GPT）、酵素であるγ-GTPやLDH、Al-Pが上昇し肝臓の機能低下や黄疸が引き起こされるケースがあります。これらの数値が異常に高くなったり体に異常を感じた場合は、直ちに内科や専門外来、またはかかりつけの医師の判断を仰いでください。
セディールの注意事項
- 服用に注意が必要な人
- 中等度から重度の呼吸不全のある方
- 心障害を抱えている方
- 肝障害や腎障害のある方
- 脱水および栄養不良状態などを伴う身体的疲弊のある方
- 脳に器質的障害をお持ちの方
- 65歳以上の高齢者
- 妊娠中や妊娠している可能性のある方
- 授乳中の方
- 併用注意薬
- ブチロフェノン系薬剤（ハロペリドール、スピペロン、ブロムペリドールなど）
- カルシウム拮抗剤（アムロジピン、ニカルジピン、ニフェジピンなど）
- セロトニン再取り込み阻害作用を含む薬剤（ミルナシプラン、フルボキサミン、パロキセチン、トラゾドンなど）
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セディールの口コミ