マーベロン

マーベロンの特徴

マーベロンは、1相性ピルとよばれる種類の低用量ピルです。

1相性ピルとは、3週間の実薬期間中、毎日服用する錠剤に含まれるホルモン量の変化がないピルのことで、服用方法もカンタンですので、飲み間違えるリスクがありません。 

生理日を調整することが便利な医薬品に分類され、海外でも使用者が多いという特徴があり、妊娠を望んでいない方や、毎月の月経の症状が重い女性に対し、産婦人科などでもよく処方されています。

マーベロンの高い避妊効果は臨床試験にて証明されています。

マーベロンは非常に高い避妊効果を持っており、すでに臨床試験にてその効果が実証されています。933人の女性の方に392日間という長期に渡って、マーベロンを服用してもらった結果、妊娠が確認された女性は1人で、避妊成功率は99.9%という結果になりました。

高い避妊効果と、副作用の少なさなどの安心感からマーベロンのリピーターは多くいらっしゃいます。

マーベロンは副作用が起こりにくい

マーベロンは第3世代の低用量ピルで、高い避妊効果を持ちながら不正出血や、ニキビ、ムダ毛等の副作用が起こりづらくなっています。これはマーベロンに含まれるデソゲストレルが従来の低用量ピルと比べて、男性ホルモン様作用が少なく、子宮内膜活性が強い為です。

低価格でありながら、安全性と、高い避妊効果を持っていますので、今まで低用量ピルを飲んでいた方で副作用が気になったという方はマーベロンを試してみるのがいいでしょう。

マーベロンの効果

効能・効果

避妊
月経困難症・PMS改善

マーベロンは、低用量ピルとして、ホルモン分泌を抑制し、月経を調整することができます。そのため、適切な用法で服用することで、妊娠を防ぐことができます。また、生理痛や月経不順などの症状の軽減にも効果を発揮します。マーベロンは、卵巣がんや子宮内膜がんの予防にも効果があり、長期的に使用することで、女性の健康を守ることができます。定期的な服用が必要ですが、正しい用法で使用することで、避妊効果はほぼ100％に近づきます。さらに、副作用も少ないため、安心して使用することができます。

マーベロンには、PMS（月経前症候群）の症状を改善する効果があります。PMSとは、月経前に気分の落ち込みやイライラ、乳房の張りや腰痛など、様々な症状が現れる病気です。これらの症状は、女性ホルモンのバランスの乱れによって引き起こされますが、マーベロンは正常なホルモンバランスを保つことでPMSの症状を改善することができます。特に、生理前後に気分の落ち込みやイライラが強く出る人には、マーベロンの使用がおすすめです。

マーベロンの服用方法

初めてこの薬を服用する場合は、月経の第1日目から服用を開始し、毎日決められた時間に、21日間連続で1日1錠ずつ服用することで、休薬期間を含む28日間を1周期として避妊する効果を発揮します。

マーベロン21錠の服用および休薬期間

開始日～21日間、一定の有効成分が含まれた錠剤を服用します。 

22～28日間は休薬期間として薬を服用しないでください。 

マーベロンED28錠の服用および休薬期間

22～28日間は緑の錠剤を服用します。この錠剤はプラセボと呼ばれる飲み忘れ防止の成分を含まない偽薬ですので、飲み忘れても問題はありません。 

この28日間を1周期として、妊娠を望まない期間、繰り返し服用します。

服用方法を厳守

高確率で避妊するためには、マーベロンを正しく服用することが大切です。 

服用開始日が月経1日目から遅れた場合には、飲み始め当初1週間は他の避妊法と併用するようにしましょう。 また錠剤は決められた順番で服用し、毎日ほぼ決められた時刻に飲むようにしてください。 

通常、休薬期間もしくは、21～28番目の錠剤を服用している間に月経が始まります。 月経が終わっていても続いていても、29日目から続けて新しい錠剤シートの服用を開始してください。 

飲み忘れた場合の対応

マーベロンの白い錠剤1錠の飲み忘れは、気がついた時点で忘れた分の1錠を飲み、その日の分は通常どおりの時間に飲みます。 マーベロンを2錠以上飲み忘れた場合は、その時点で飲むのを止めて、次の月経を待って、新しいシートから飲み直しをしてください。 

飲み忘れによって妊娠の可能性が高くなりますので、その期間は他の避妊法と併用するようにしましょう。