ベントリン
メーカー:グラクソスミスクライン
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ベントリンについて
- 気管を広げて呼吸を楽にできる吸入タイプの薬
- 自律神経に作用して喉の筋肉を緩めます。
- 腫れや炎症などで縮こまった気管支を広げられます。
ベントリンは吸入タイプの気管支拡張剤で、喘息や炎症、肺疾患から起こる呼吸障害を緩和させ呼吸を楽にする効果があります。
気管支喘息や慢性気管支炎、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の発作薬として用いられ、成分の働きが強く即効性があり医療現場においても多く選択されています。自律神経系に直接働くことで気管支平滑筋が拡張するため、呼吸が楽にできるようになります。
開発、および販売はイギリスのGlaxoSmithKline plc(グラクソスミスクライン社)からされています。
ベントリンの特徴
気管支を緩める成分を吸入により効率的に吸収できるベントリンは、高い有効性だけではなく即効性も優れています。
使用は加圧式定量噴霧吸入器(pMDI)と言われる吸入機からおこないますが、pMDIは呼吸する筋力が弱っている方でも簡単に吸入できるようになっていて、操作もしやすく容器も小さくかさばらないため持ち歩きやすく、さらに使用時の違和感や乾燥などの副作用が他の吸入器より少ないというメリットがあります。
特に気管支喘息の発作に効き、1968年当時、喘息の治療薬だったイソプレナリンに替わる気管支拡張剤として利用されてきました。イソプレナリンと異なり心拍数や血液に対する悪影響はありません。
1969年にアメリカで発売されて、1980年には日本で販売開始となっています。同社から、同じ成分が含まれるサルタノールインヘラーという名前の医薬品として出ています。
ベントリンの効果
- 効果・効能
- 気管支喘息、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患
- 即刻性が高く、気管支平滑筋を緩め呼吸を楽にできます。
ベントリンに含まれるサルブタモールは、気管支喘息、慢性気管支炎、肺結核、肺気腫など気管支系の疾患の治療薬として使われています。
これらの病気の発作は気管支が収縮し呼吸が難しくなりますが、ベントリンを吸入することで喉の平滑筋を弛緩させ、スムーズに息できる状態を確保することができます。また、心臓に負担がかからず即効性に優れているため、急な発作にも対応できる喘息薬です。
花粉やハウスダストによるアレルギーや排気ガスなどが原因で起こる喘息や、細菌やウイルスに感染して現れる気管支炎など幅広い症状に有効です。
ベントリンの使用方法
1回の用量 | 2吸入 サルブタモールとして200㎍ |
---|---|
1日の使用回数 | 4回(8吸入)まで |
使用間隔 | 3時間以上 |
使用時は、吸入器をよく振っておいてください。
息を全て吐き出した後、吸入口を歯でくわえてから息の吸い始めに合わせて吸入機の底を強めに1回押しましょう。薬剤が肺に届くように意識して、しばらく呼吸を続けてください。吸い終わったら吸入器を口から外して、薬剤を気管に広めるように3秒以上息を止めて、ゆっくり息を吐きます。
大人が使用する場合は、1回につき2回吸入してください。推奨用量としては、サルブタモール200㎍です。2回目は、1度目の吸入が終わってから30秒から1分ほど休んでから吸入しましょう。
なお、連続使用は十分な薬剤が出ない可能性があるため、容器をよく振ってご使用ください。
ベントリンは効果が強く、1度の使用で3時間以上効き目が続きます。したがって、薬効が残っている間に追加で使用すると過剰摂取になることから、1日の吸入は4回(8吸入)までが推奨されています。
ベントリンを使用する際の注意事項
- 立った状態か座った状態でご使用ください。
- 吸入後はうがいを必ずしてください。
- 口内に薬剤が残ったままだと悪影響が及ぶことがあります。
- 相互作用を防ぐため、使用前後の飲酒や入浴はしないでください。
- 正しい用法用量、および上限量のもとで使用してください。
- 発作に対する薬剤ですので、常用しないでください。
ベントリンの有効成分
ベントリンに含まれるサルブタモール硫酸塩はβ2アドレナリン受容体刺激成分で、ロンドンに本社を置くグラクソスミスクライン社から1960年代に開発されました。比較的新しい成分で、現在に到るまで気管支拡張剤として世界中で使われています。
サルブタモールの作用機序はβ2アドレナリン受容体と結びつくことでGタンパク質の構造そのものを変えます。構造が変化させられるとアデニル酸シクラーゼが活性化し、生命活動に欠かせないアデノシン三リン酸(ATP)を環状アデノシン一リン酸(cAMP)に変えます。
環状アデノシン一リン酸が生成されると平滑筋を弛緩させるプロテンキナーゼ(PKA)の働きが強くなりますので、その結果気管支が拡張され呼吸をしやすくする効果があります。
ベントリンの副作用
- 主な副作用
- 頭痛、動悸、悪心、脈拍増加、気道刺激症状など
頭痛や動悸などの副作用はほとんどの場合一過性のものですが、上記の症状が収まらない場合や異常に強く出た場合は、使用を中断しかかりつけの医師の診察を受けてください。
- 稀な副作用
- 呼吸困難、低カリウム血症(イライラ、不安、睡眠障害、高血圧、多尿、便秘など)、アレルギー症状(発疹、蕁麻疹、痒み、血管浮腫など)、上室性頻脈、心房細動など
これらの副作用が出る確率は稀ですが、上記の症状が出たり薬効が強すぎる時は、ベントリンの使用をすぐ止めてください。症状がひどい場合も同様です。
アレルギー症状による副作用発現の場合は、使用を繰り返すことでアナフィラキシー症状に繋がることがありますので、絶対に使用しないでください。
ベントリンの注意事項
- 服用に注意が必要な人
- 甲状腺機能亢進症の方
- 高血圧にかかっている方
- 心疾患を患っている方
- 糖尿病にかかっている方
- 服用してはいけない人
- ベントリンか配合成分に対して過敏症をお持ちの方
- 併用注意薬
- ステロイド剤
- カテコールアミン
- 利尿剤
- キサンチン誘導体
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