ネリゾナ軟膏
メーカー:Bayer(バイエル)
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ネリゾナ軟膏について
- 低刺激で吸収率の高いステロイド系アレルギー薬
- アトピー性皮膚炎のかゆみや腫れ、痛みを改善します。
- 即効性があるので症状の不快感を速やかに取り除けます。
- 手のひらや足の裏など皮膚の厚い部分にもしっかり効きます。
- 湿疹や通年性アレルギーにも効果があります。
ネリゾナ軟膏は優れた抗炎症作用でアトピー性皮膚炎や湿疹を改善する外用薬で、重度の症状の治療にも使われています。大手製薬メーカーBayer(バイエル)社が開発して以降、各国で利用されてきました。
アレルギー反応は、体の免疫システムが過剰反応を示すことで腫れや痛みなどを伴い現れます。ステロイド系のネリゾナ軟膏は浸透した部分のアレルギー反応を抑制することで、アトピー性皮膚炎の腫れやかゆみ、赤み、痛みを改善する働きがあります。
使用を続けていくと免疫反応も正常になりますので、皮膚のバリア機能を高め角質およびかさぶたの軟化と除去、上皮化促進作用により元の肌に戻す作用も期待できます。
ネリゾナ軟膏の特徴
皮膚炎による腫れやかゆみ、赤み、湿疹、かぶれなどさまざまな皮膚疾患に効果のあるネリゾナ軟膏は、発売されてから世界中の医療機関で治療に用いられてきました。
ステロイド系のジフルコルトロン吉草酸エステルが配合されていて、短期間で皮膚症状を改善でき重度のアトピー性皮膚炎にも有効です。
1967年の臨床試験はアトピー性皮膚炎にかかっている方を対象におこなわれ、数ヶ月後には治験者の80%以上の皮膚炎が改善しました。塗布をしなくなってからも再発はほとんど見られなかったといいます。
なお、日本においてステロイド外用薬の強さは5段階に区別されています。ネリゾナ軟膏の主成分ジフルコルトロン吉草酸エステルは2段階に指定されている成分で、早く炎症を鎮める必要のある重い症状に対して用いられています。
またネリゾナ軟膏は即効性があり、皮膚が厚く市販の薬では浸透しにくい部位にも確実な効果が期待できる抗炎症薬です。
ネリゾナ軟膏の効果
- 効果・効能
- アトピー性皮膚炎
- 炎症を鎮める成分がさまざまな皮膚疾患を改善します。
ネリゾナ軟膏はステロイド系の外用薬で、とても強い抗炎症作用により患部の腫れや赤み、かゆみ、痛みを改善します。
成分の浸透も早く、塗ってから速やかに効くため症状が重い場合でも有効です。適応症状も幅広く、1本で以下の疾患に対応できますので常備している方も少なくありません。
- アトピー性皮膚炎
- 通年性アレルギー(ハウスダストや動物アレルギーなど)
- 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、日光皮膚炎、ビダール苔癬など)
- 乾癬
- 掌蹠膿疱症
- 痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹など)
- 紅皮症
- 扁平紅色苔癬
- 慢性円板状エリテマトーデス
- アミロイド苔癬
ただしネリゾナ軟膏は対症療法薬ですので、アトピーやアレルギーの原因そのものの除去はできません。肌を正常で健康な状態に戻して痛みやかきむしりなどを改善して、原因は別の治療法と併用して取り除く必要があります。
安全に使いやすい軟膏タイプ
ステロイド外用薬はいくつか基剤が異なるものが出ていて、ネリゾナも複数の剤型が開発されています。
ネリゾナ軟膏は油脂性で、患部が乾燥していても湿潤でも使用できる利便性があります。また低刺激で安全性が高いため、液剤では刺激が強すぎた方にも適しています。
一方でクリームよりべとつきやすく表面も照りやすいデメリットもありますので、使用時は十分乾燥させてください。
ネリゾナ軟膏の使用方法
1回の用量 | 適量 |
---|---|
1日の使用回数 | 1〜3回 |
塗る量は部位によって変わりますが、どこであっても1日1〜3回ほど患部に塗布してください。
塗る時は手を清潔に洗ってから塗りましょう。また塗った後も手を洗ったり拭くなどして指先に薬が残らないようにします。力を入れて塗ると皮膚が傷つき患部が悪化するため、優しく薄く広げて炎症のある部分だけに塗ってください。
ネリゾナ軟膏を塗って数分乾かしてから保湿剤を塗ると、乾燥を防げて皮膚のバリア機能を高めることができます。なお、皮膚の厚い手のひらや足の裏、かかと部分は入浴直後に皮膚が柔らかくなっている状態で塗布することで、成分の吸収率を上げられます。
使用を忘れた時は、気付いたタイミングで塗ります。ただし次の塗布時間が近い場合は1回分だけ塗って、また時間を置いてから使用してください。過剰使用は副作用の原因になります。
部位によるネリゾナ軟膏の推奨量
症状の重さによって増減しますが、アトピー性皮膚炎など体に使用する際は大人の人差し指の先から第一関節に乗る量を1単位として部位の広さに応じた量を塗ります。
- 顔・首…2.5単位
- 胸・腹・背…7単位
- 片手…1単位
- 片腕…3単位
- 片足…2単位
- 片脚…6単位
症状が軽減してきて服用量を減らす場合は、必ず医師に相談してから減らしてください。自己判断での減量や使用中止は、炎症がぶり返し症状を悪化させる原因にもなります。
ネリゾナ軟膏の有効成分
主成分のジフルコルトロン吉草酸エステルは、合成ステロイドホルモンの一種です。
副腎から分泌されるコルチゾルと言うホルモンは、糖質や脂質の代謝系に関わり免疫系の維持、体液の調節などに関わる重要な働きを持ちます。ステロイドはコルチゾルの仲間とされ疾患により不足した際サポートするためジフルコルトロン吉草酸エステルが使われてきました。
ジフルコルトロン吉草酸エステルは抗炎症作用が強化されていて、さらに即効性に優れているためすぐ効きやすく症状の軽減が期待できます。
患部に塗ることで内服薬のような全身に及ぶ副作用がほとんどなく、湿疹や掌蹠膿疱症、乾癬などの炎症を速やかに沈静化します。
ネリゾナ軟膏の副作用
- 主な副作用
- 皮膚の刺激感、発疹、ステロイド痤瘡など
上記の他に、カンジダ症や白癬など皮膚真菌症、細菌感染症など稀に起こることがあります。それらの症状が現れた時は、ネリゾナ軟膏の使用を止めて医療機関で診察を受けましょう。
またネリゾナ軟膏の効果や副作用が強すぎると感じる方は、無理に使用を続けずかかりつけ医に相談してください。相談せず自己判断での使用中断することも非推奨です。
- 稀な副作用
- 眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障など
眼瞼に使用した場合、眼圧の亢進や緑内障のリスクが報告されています。用量を多く使用する場合や長期、また広範囲に塗布する場合は緑内障や白内障を発症する恐れもあります。ネリゾナ軟膏の使用で異常を感じた時は直ぐに皮膚科や眼科で診察を受けてください。
ネリゾナ軟膏の注意事項
- 使用に注意が必要な人
- 妊娠中、または妊娠しているかもしれない方
- 授乳中の方
- 65歳以上の高齢者
- 使用してはいけない人
- ジフルコルトロン吉草酸エステルに過敏症のある方
- 湿疹性外耳道炎(鼓膜に穿孔がある)の方
- 水痘、皮膚結核、単純疱疹、帯状疱疹、種痘疹、梅毒性皮膚疾患を患っている方
- ベーチェット病は除く潰瘍、第2度深在性以上の熱傷・凍傷の方
ネリゾナ軟膏の口コミ